京都の老舗パン屋さん「志津屋」のサンドイッチ

昭和23年の創業、京都市内に約20店舗、一日20,000人が利用するという老舗パン屋「志津屋」さん。ボクも大学生の頃から利用していて、志津屋さんのサンドイッチが昼食だったことも数々。シンプルなんだけど、食べ飽きなくて、今でも食べたくなる時があります。

お店の前を通ると、パン好きってこともあって、お腹が減っているわけでもないのに、ついつい立ち寄ってしまいます(苦笑)

最近では、女優の和久井映見さんが出演した、TBS系「はなまるマーケット」のおめざとして「抹茶あずき」というパンを紹介して話題になりました。撮影などで訪れた京都から東京に戻る際は、京都駅すぐ側にある店舗で購入して、新幹線内で食べるほどの好物なんだとか。「抹茶あずき」は、以前から人気がある商品で、通信販売でも購入できますよ。

志津屋さんには、食パンのサンドイッチの他、フランスパンの定番サンドイッチがあって、ボンレスハムとチーズをはさんだ「カスクート」と、ハムとオニオンスライスをはさんだ「カルネ」があります。この二つは、ボクもよく食べていて、シンプルなだけに、パンのおいしさが実感できるサンドイッチです。

今回は、その「カルネ」の話題。

なんとこのカルネが、「受(う)カルネ!」という合格パンとなって登場しました。サンドイッチそのものの内容は同じなんですが、合格必勝などの文字入りシールが貼られていて、夜食にもいいんじゃないかと思います。

創業から55年ほど経った今も、時流に合わせた新商品が店頭に並びます。昭和23年創業ですから、言葉に違和感があるかも知れませんが、この姿勢はベンチャー企業に特有のものですね。老舗であることから、定番は定番として守り、お客さんの好みを探りつつ、その時々に合わせた商品を提供することで、目新しさの演出も忘れない。

京都には、創業100年以上という老舗がたくさんありますが、それらのお店に共通するのは、“ブランドとしての定番”と“時代に合わせるように作り出す商品”または“先取りした商品”を登場させることで、その存在をアピールしています。

老舗だから知られているとの理由から、既存のお客さんだけを相手にする“待ち”の姿勢ではなく、積極的に新規のお客さんを取り入れていくことで、新しい風を取り込んでいく力強さがあるからこそ、今も注目されているように感じます。